
パースで過ごす3日間
パースで
パースの地で太古から紡がれてきたアボリジナルピープルの歴史を探り、フリーマントル(Fremantle)のクラフトビール工場を見学し、ロットネスト島(Rottnest Island)の息を呑むほど美しいビーチや湾を散策しましょう。西オーストラリア州の州都パースは、ゆっくりと時間が流れる美しい街です。
外せない体験
- パースのトレンディなレストランやバーで洗練されたフードとワインを楽しむ
- オーストラリアのクラフトビール発祥の地を訪れる
- ロットネスト島でチャーミングな有袋類「クオッカ」を見つける
1日目:パース
西オーストラリア州の州都パースには、太陽がまぶしいビーチや豊かな文化、世界中から集まった絶品のグルメとドリンクなど、旅を盛り上げる要素がすべて揃っています。パースでは、シティーから海岸まで、ありとあらゆるアクティビティを楽しめます。
楽しさ満点、人力車ツアー
ペドル・パース(Peddle Perth)のインパクト満点の人力車ツアーで、パースの隠れた人気スポットを巡りましょう。市内を人力車で駆け抜けながら、雰囲気溢れるバーや緑豊かな公園に立ち寄ります。絵画のように美しいパースの見どころを存分に楽しみましょう。
パースの絵画のように美しいビーチでリラックス
パースで暮らす現地の人達が一年中訪れる美しいビーチに行ってみましょう。サーフィンにトライしたり、ビーチサイドで軽食を楽しんだりして、充実した時間を過ごしましょう。波が穏やかなビーチでは海水浴も安心して楽しめます。シュノーケリングができるビーチもあるので、是非トライして、ヒトデやタコ、魚の群れを見に行きましょう。
パースの博物館やアート・ギャラリー(美術館)を訪れる
パースには多様性に富む文化の宝が市内各地に残っています。パースを代表する文化施設を訪れて、現代アートや20世紀の彫刻の数々を鑑賞し、現地の海事史を学びましょう。市内の美術館や博物館は徒歩で巡れる範囲にまとまっているので、一日の予定に簡単に組み込めます。
美しいキングス・パークを散策
自然の美しさに溢れたキングス・パーク(Kings Park)を散歩してみましょう。公園内の小道周辺にはワイルドフラワーが咲き乱れ、鳥のさえずりが耳に心地よく響きます。また、公園からはパースの街並みも一望できます。パースから遠く離れたキンバリー地域から移植された樹齢760年のボアブの木は、この公園の必見ポイントです。また、公園内には子供用のプレイエリアが多数あるので、家族旅行の方にもお勧めのスポットです。
パースのアボリジナル文化を体験
アボリジナル文化体験では、アボリジナルピープルの視点でパースの街を見つめながら一生の思い出を作れます。現在パースの街が広がる大地を太古から守ってきた伝統的所有者の話に耳を傾け、遥か昔から伝えられてきたストーリーや伝統歌をインタラクティブな体験を通して学びましょう。パースの大地とこの地に気が遠くなるほどの歳月にわたり暮らしてきた人々に対する敬意の念が生まれるはずです。
先住民の味を一流レストランで体験
パースを代表する人気レストラン「ワイルドフラワー(Wildflower)」で、上品なメニューに舌鼓を打ちましょう。同レストランでは、先住民ヌーンガー族の暦にある6つの季節をイメージしたコースを選べます。このコースでは、旬の食材を丁寧に調理したメニューがテーブルに並びます。
スワン・バレーでワインを味わう
パースのシティー・センターから25分車を走らせるとスワン・バレー(Swan Valley)に到着します。スワン・バレーは、なだらかで広大な土地に美しいヴィンヤード(ワイン用ブドウの畑)が広がる有名なワイン産地です。スワン・バレーでは、絶景に囲まれて受賞ワインを飲みながら極上のひと時を過ごしましょう。
2日目:フリーマントル
スワン・リバーからさらに南下すると、「フレオ」の通称で現地の住民に親しまれているフリーマントル(Fremantle)に到着します。フリーマントルは歴史の面影を色濃く残す魅力的な町で、オーストラリアの現代文化を代表するクラフトビール発祥の地でもあります。フリーマントルではさまざまなアクティビティを楽しめます。まずは、このページで紹介する人気のオプションからスタートしましょう。
フリーマントル名物、クラフトビールにトライ
フリーマントルは、オーストラリアの現代文化を代表するクラフトビール発祥の地として知られています。フリーマントルで人気のビール醸造所を巡りましょう。有名な「セイル&アンカー・ホテル(Sail & Anchor Hotel)」や素晴らしいハーバービューが望める「リトル・クリーチャーズ(Little Creatures)」など、選択肢は豊富にあります。パースの暑い午後は、キンキンに冷えたビールに勝るものはありません。
フリーマントルの歴史を囚人を通して学ぶ
フリーマントルに滞在中は、ガイド付きウォーキングツアーに参加して、歴史の中で罪人達が残した足跡を辿りましょう。ツアーでは、深い歴史が残るフリーマントル刑務所を見学しながら、関連するストーリーに耳を傾けましょう。当時の脱獄劇や囚人達が体験したアドベンチャーのほか、フリーマントルの町を起こした人物達のユニークな一面を教えてもらえます。
先住民が手掛けた芸術作品に親しむ
生き生きとした先住民のアートが多数展示されているジャピンカ・アボリジナル・アートギャラリー(Japingka Aboriginal Art)に立ち寄ってみましょう。思わず目を奪われる数々の展示作品には、古代オーストラリアの風景や先住民コミュニティ、ドリームタイムのストーリーをはじめとする、さまざまなニュアンスやメッセージが込められています。
海を眺めながらフィッシュ・アンド・チップスを堪能
レストラン「シセレロズ(Cicerello’s)」で、ローカルのオージーに大人気のフィッシュ・アンド・チップスを食べましょう。この地で100年以上経営を続けているシセレロズは、長年にわたり試行錯誤を繰り返し、サクサクとした食感が自慢のクリスピーな魚のフライと食欲をそそる黄金色のフライドポテトを完成させました。オーストラリアを代表する伝統料理を、ウォーターフロントの見事な眺めと一緒に楽しみましょう。
蒸留所でジンを極める
フリーマントルに滞在中は、ジン蒸留所「リパブリック・オブ・フリーマントル(Republic of Fremantle)」に忘れずに立ち寄りましょう。ジンが放つ独特の香りが印象的なスポットです。リパブリック・オブ・フリーマントルでは、自分だけのオリジナル・ジンを作れるだけでなく(もちろん、お土産としてお持ち帰りいただけます)、蒸留所見学ツアーに参加してスピリッツ各種を試飲することもできます。
活気溢れるフリーマントル・マーケットを体験
フリーマントルで週末を過ごす場合は、賑やかなフリーマントル・マーケット(Fremantle Market)に立ち寄って、カラフルな店舗を覗いてみましょう。1897年のオープン以来、地域の住民が利用する主要なショッピングスポットとして重要な役割を担ってきたこのマーケットには、食器や工芸品からストリートフードまでバラエティに富んだ店舗が多数営業しており、ライブ音楽も演奏されています。
3日目:ロットネスト島
パースから日帰りで行けるロットネスト島(Rottnest Island)は美しい自然が残る魅力的な観光地で、オーストラリアを代表する笑顔がチャーミングな有袋類「クオッカ」が生息しています。このページでは、ロットネスト島での滞在中に体験できるアクティビティをご紹介します。
笑顔がチャーミングなクオッカを撮影
草を頬張りながらも笑顔を絶やさないクオッカは、写真写りも最高です。愛らしいクオッカのベストショットを撮って行きましょう。一生忘れられない大切な思い出となるはずです。ただし、クオッカは野生動物なので、くれぐれも近づき過ぎてストレスを与えないよう気を付けてください。また、餌を与えてはいけません。
美しいビーチと湾で遊ぶ
レンタサイクルや観光バス「エクスプローラー・バス(Explorer Bus)」を利用してロットネスト島全体を回り、澄んだ輝く水が美しいビーチや湾に立ち寄りましょう。シュノーケリングでカラフルな海洋生物を見て、穏やかな海でひと泳ぎしたら、真っ白な砂浜でのんびりと寛ぎましょう。
澄んだ海でシュノーケリング
ロットネスト島は、シュノーケリングに最高のスポットです。シュノーケリング・ツアーに参加してインド洋に飛び込み、カラフルなサンゴの間を泳ぎましょう。澄んだ海の中を自由に泳ぎ回るウミガメや、400種以上の魚の群れを目の前で見ることができます。ツアーを利用すれば、当日にコンディションの良いスポットを熟練ガイドが選んでくれます。
絶景の中で楽しむディナー
終日思い切り遊んだ後は、ホテル・ロットネスト(Hotel Rottnest)で祝杯を挙げましょう。美しいトムソン湾に沈む輝く夕陽を眺め、ライブ演奏に耳を傾けながら、美味しいディナーを爽やかなドリンクと一緒に楽しみましょう。メニューには厳選された地産の新鮮な食材を使用しているので、季節によって内容が変わります。